測量地理情報事業部門

News 2023.07.20

令和4年度千曲川河川中流流量観測等業務にて事務所長表彰を頂きました!

流量観測の精度向上、作業の安全性向上及び効率化等を目的とし、新技術を活用した流量観測の高度化に資する低水流量観測、浮子による高水流量観測、横断測量、流量計算を行い推移流量曲線を作成すること。また、画像解析による流量観測高度化の試行を行うものである。

流量観測業務は、昨今の測量作業人員不足や作業の安全性向上及び効率化などから、新技術を活用した流量観測の高度化が必要となっている。本業務では、従来の浮子観測に加え、新技術を活用した安全かつ精度の高い流量観測の実施を目的とし、iPhoneを用いた画像解析、電波流速風計、ADCPなどによる観測を行い比較検証を実施したもの。

 

 

「自然との調和」を基本とし、地域社会に貢献できる測量調査を行います。
この他にも、多様なニーズにお応えすべく、新しい技術にも積極的に取り組みます。

 

公共土木事業の各種、測量・調査

基準点測量

 GNSS及びTS測量機を使用して既知点に基づき、基準点の位置又は標高を定める作業です。
 GNSS測量とは、人工衛星からの信号を用いて位置を決定する衛星測位システムの総称です。この衛星測位システムは、カーナビゲーションや携帯電話の位置情報システムなど、身近にも広く使われています。このGNSS測量機を使うことで、高速(RTK法・ネットワーク型RTK法)かつ高精度(スタティック法等)な測量が可能となります。
基準点測量基準点測量

水準測量

 レベル及び標尺を使用して既知点に基づき、新点である水準点の標高を定める作業です。
基準点測量基準点測量

地形測量

 TS等及びGNSS測量機を使用して地上物の形状、位置、高さを目的に応じて測量し、その結果から一定の縮尺と図式を用いて地形図を作成する作業です。
基準点測量基準点測量

路線測量

 道路等の建設のための調査、計画、実施設計等に必要な測量作業です。
基準点測量基準点測量

河川測量

 河川の調査及び河川の維持管理等に必要な測量作業です。また、河川流況調査や流量観測においては、最近当社で導入したADCP観測機器(M9)を活用しております。
 ADCP(超音波ドップラー多層流向流速計)とは、ドップラー効果を用いた超音波流速計です。水中の懸濁物質に超音波を発射し、戻ってくる周波数変化(ドップラーシフト)を解析することにより流速を計算します。
基準点測量基準点測量

用地測量

 土地及び境界等について調査し、用地取得に必要な資料および図面作成する作業です。

造成測量

 宅地及び土地造成に係る測量作業です。

区画整理測量

 都市計画区域内の公共施設の整備改善や宅地の利用増進を図るために行われる土地区画整理事業に関連する測量作業です。

各種台帳整備

 現況を把握・維持管理していくために不可欠な資料を整備する作業で、各種台帳(道路、水路…etc)がこれに当ります。

その他応用測量・土木関連測量

 工事起工測量等をする作業です。

各種調査及び分析

 調査(交通量調査・流量観測等)を行う作業です。

地理情報システム(GIS)

各種ハザードマップ

 GISエンジンを利用し、防災マップを作成する作業です。

GISエンジンによる空間地理情報処理

 計測技術を用いた地理空間情報の取得、計測、計測データの解析・処理・加工とその利活用を行う作業です。

保有機器

保有機器